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自毛植毛は前髪の薄毛治療におすすめする4つの理由を解説
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自毛植毛は前髪の薄毛治療におすすめする4つの理由を解説

自毛植毛は髪の毛を生やしたい部分に生やせるため、AGA(男性型脱毛症)に悩まれている多くの方が受けています。AGAによる薄毛は前頭部・こめかみの生え際・頭頂部のいずれかから進行していく傾向がありますが、自毛植毛を受けるのにおすすめの部位は前髪です。

この記事では、自毛植毛を受ける部位として前髪をおすすめする理由をご紹介します。また、AGAのメカニズムやAGAの進行パターンの分類も紹介するので、今後の参考にしてみてください。

AGA発症のメカニズムと投薬治療

AGAは、ジヒドロテストステロン(DHT)がヘアサイクルの周期を乱すことで発症すると考えられています。
男性ホルモンであるテストステロンは、5αリダクターゼという酵素によりDHTに変換されます。DHTは毛乳頭細胞にあるアンドロゲンレセプターに結合すると、細胞増殖抑制作用があるTGF-βが産生されてしまうのです。TGF-βによってヘアサイクルの成長期が短くなってしまうため、十分成長できず細く抜けやすい状態の髪の毛が増えてしまい薄毛が進行してしまいます。

AGAの投薬治療で使用されているフィナステリドは、5αリダクターゼの働きを抑制することで、AGAの進行を抑える薬です。ただし、フィナステリドはAGAの進行を抑える効果は期待できますが発毛効果は期待できないため、毛髪量を増やす場合は発毛効果が期待できるミノキシジルなどの薬が併用されています。

AGAの進行パターンを分類したハミルトン・ノーウッド分類 とは

AGAには、いくつかの特徴的な薄毛進行過程があります。その進行過程と進行度合いを分類してまとめたのがハミルトン・ノーウッド分類です。ハミルトン・ノーウッド分類を参考にして、AGAの進行度を確認し治療方針や治療薬などを決定する指標となります。

AGAは進行性の脱毛症のため、放っておいて薄毛が改善することはありません。徐々に生え際が後退し頭頂部の薄毛が進行していき、前頭部と頭頂部がつながりU字型の薄毛に発展してしまう可能性があります。

自毛植毛できる髪の毛の数は1~1.5万本

自毛植毛できる髪の毛の本数は限られており、個人差はありますが一般的には5,000~7,000グラフト採取できます。しかし、採取したグラフトすべてが移植できるわけではないため、実際に移植できるグラフト数は、5,000グラフト前後になる可能性が高いです。

1グラフトあたり2~3本の毛根が含まれているので、自毛移植できる髪の毛の総数は、1万本~1.5万本程度になります。自毛植毛できる髪の毛の総数は、FUT法やFUE法など手術法にかかわらずそれほど大きな差はありません。

AGAで抜け落ちてしまったすべての部位に自毛植毛することは不可能

AGAが進行すると、3~5万本の髪の毛が抜け落ちるといわれています。自毛植毛で移植できる髪の毛の総数は1~1.5万本のため、AGAが進行してしまうと薄毛になってしまったすべての部位に自毛植毛して改善することは不可能ということです。
そのため、自毛植毛して薄毛を改善する部位の選定は、慎重に選ぶ必要があります。

自毛植毛をする部位に前髪をおすすめする4つの理由

ご説明したように、AGAによって薄毛になってしまったすべての部位を自毛植毛でカバーすることは不可能です。そのため、移植する部位を選択しなければなりません。
おすすめは前髪です。自毛植毛を受ける部位に前髪をおすすめする理由は下記の4つになります。

  • 少ない本数の自毛植毛で効果を実感しやすい
  • 前髪の薄毛は投薬治療で改善しにくい
  • 生え際の形を整えられる
  • 頭頂部への移植は生きている毛根をダメにしてしまう可能性がある

以下でそれぞれの理由をもう少し詳しく説明します。

少ない本数の自毛移植で効果を実感しやすい

前髪は頭頂部に比べると、少ない本数で自毛移植の効果を実感しやすいといわれています。
前髪を伸ばしおろすことで、多少の生え際の後退なら目立たなくすることが可能だからです。また、頭頂部の薄毛は上から見なければわかりにくいですが、前髪の薄毛は正面からでも目立ってしまいます。そのため、限られた本数の自毛植毛をするなら、少ない本数でも効果が実感しやすい前髪がおすすめです。また、少ない本数で薄毛の改善が実感できれば、それだけ費用も抑えることができます。

前髪の薄毛は投薬治療で改善しにくい

フィナステリドやミノキシジルなどのAGAの投薬治療は、前頭部よりも頭頂部の方が改善しやすいといわれています。また、頭頂部の薄毛は、増毛パウダーやウィッグなどで自然な感じで隠しやすいです。そのため、限られた本数しか移植できない自毛植毛は、他に複数の方法で改善する可能性がある頭頂部よりも、前髪にすることをおすすめします。

生え際の形を整えられる

薄毛治療だけではなく、もともとおでこが普通の人よりも広い方や、生え際の形が気になっている方で自毛植毛を受ける方がいます。自毛植毛は、もともと髪の毛が生えていない部分にも髪の毛を生やすことができる治療法です。そのため、前髪の薄毛改善とともに、生え際の形やおでこの広さも整えられる前髪に自毛植毛することをおすすめします。

また、頭頂部にはつむじがあり、つむじを自然な形で再現するには施術をする医師に高い技術が求められることも、前頭部をおすすめする理由です。

頭頂部への移植は生きている毛根をダメにしてしまう可能性がある

上記でご紹介したように、頭頂部は毛根が生きていることが多く投薬治療で改善する可能性があります。しかし、頭頂部に自毛植毛をしてしまうと、生きている毛根を死なせてしまうことにつながってしまうのです。そのため、頭頂部への自毛植毛はさまざまな投薬治療を試して、改善がみられなかったときに行うようにして、まずは前髪の薄毛治療として自毛植毛をすることをおすすめします。

まとめ

自毛植毛が前髪の薄毛におすすめの治療法である理由やAGAの進行パターンの分類などを紹介しました。
自毛植毛できる髪の毛の本数には限りがあるため、より効果的な前髪の薄毛治療に自毛植毛をすることをおすすめします。
もし、自毛植毛できる髪の毛よりも薄毛の範囲が広がってしまった場合は、貼るタイプのウィッグや結びつけるタイプのウィッグを試してみるとよいでしょう。

自毛植毛を受ける前に、髪の毛や頭皮の状態を知ることが大切です。現在、前髪の薄毛で悩んでいる方は、まずは予約をしてクリニックでカウンセリングと検査を受けることから始めましょう。
薄毛で悩んでいる方は、どのようなことでもよいので当クリニックにお気軽にご相談ください。

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KM新宿クリニック
院長 内藤 崇

経歴
1999年 山梨医科大学医学部卒業
1999年 山梨医科大学付属病院 皮膚科形成外科入局
2003年 東京大学形成外科助手
2006年 獨協医科大学形成外科助教
2008年 東京大学附属病院形成外科臨床登録医
2012年 KM新宿クリニック院長就任
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